2022年09月29日

藤子不二雄(A)『魔太郎がくる!!(9)』

復刊ドットコム(2012/2/15)
新刊


今回切人君父子も飛ばしていて凄い話だったんですが、個人的に注目したいのは魔太郎一人旅最終話、船の旅、ですね。

大体こういう週刊連載漫画のネガティブな物語って、毎回毎回パターン化する傾向がありますし、作者もその周辺の人たちも、それを繰り返しているうちに飽きて、疑問を持ってくると思うんですよね。

だからある時点で目が覚めたように、真逆の、すっきりしたポジティブな話を放り込んでくる場合がある。

古い漫画ですが、ジャンプの「女だらけ」とか、確かこれは少年サンデーだったと思いますが、「ダメおやじ」とか、最終回近くになって急に、今までのネガティブパターンを否定して、すっきりとポジティブな展開になったことがありました。

まあ魔太郎の場合は今後もネガティブパターンが多いでしょうが、この船の旅では今までと逆のすっきりパターンで、読んでいてちょっと新鮮でした。
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2022年09月24日

横山光輝『バビル2世(6)』

秋田書店(1973/2/10,2012/10/5_36版)
新刊


今回ヨミ様が最期を迎えた上その後よみがえったようですが…

…あのー横山先生? それすでに2回目なんですが^^;;;

……いやいやでもねー、その後の展開はなかなかなかなか、すごく面白い。

そして今回も国家保安局長。この人現実とは違って(←それ言うな!!><;;)、凄くいい人。しかも有り得ないSF展開に巻き込まれて、報告書なんて提出できないなんて云ってる^^;;;。

いやー、横山光揮さん、子供のころから面白いと思っていたけど、やっぱりすごい漫画家だ。
タグ:横山光輝
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